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第86回 「私の生い立ちと歩み」

2014年01月15日

<私の健康法>
社会的意義のあることや、人に喜んでもらえることを進んでしたい、これが私の趣味だと云うときざかもしれませんが、これまでずっと続けて来ました。結婚の仲人も二十組以上になりましたが、最近はなかなか出来ません。
年を取ると忘れやすくなる事は事実です。同友会の全国的交流のパーティなどで「三宅さん、お元気ですか」と話し掛けて下さる方も多いのですが、挨拶しながら「誰だったかな?」と、相手のお名前が思い出せないことがあります。話しながら、さりげなく名札を見たり、見えない時でも考えることを放棄せず、ホテルに入っても、次の日も、思いだそうと努力します。そう云えば、横にいた人があの県の人だ、と、ヒントをたぐってパッと思いだす時があります。忘れかけていたことを思い出す努力を一生懸命することが、頭をボケさせないことではないかと思います。
日野原先生は、「野球が好きならテレビの前で観戦するのではなく球場へ行って、周りのみんなと一緒になって大きな声で応援したり、手を叩いたり、悔しがったりというように、現場そのものを体験して来るように。そういうことをしていかないと、あなた自身が頭で考えないで楽をしすぎてしまうから、脳の使い方が少なくなってしまう」と云われています。人間はみんな、脳の細胞の過半数を使わないまま死んでいくと言われますが、現代は昔よりも尚更使わなくなってしまっている部分をどんどん使ってくださいと。私はそれを読んで、日頃自分が思っていることと一緒だなと感じました。
質素倹約な人生を送るというのは、私の人生そのものの主義です。豪華なものを着たり身につけたり、そんなことは自分の性にあわないのです。機能が残っているものを使わないのはもったいない。例えば今付けている腕時計は980円ですが、4年半ずっと使い続けています。乗っているトヨタ・クラウンも一世代前の型で、帳簿価格は1円になっていますが、多分私が運転出来る期間はこの車に乗り続けるだろうと思います。これまで新車を買ったことはありません。新車はもったいないので、中古車ばかり乗っています。外見を気にせず、いらない金は使わないで困っている地域や国などへ黙って寄付したい、そんな人生が素敵だと思っています。そして自分はいつもプラス思考で、マイナス思考にならないよう努力しているつもりです。
善悪に対する自分の「座標軸」を持つ。別に自分から大きな声で主張しなくとも、心の中でこれは正義かどうかを見分けることのできる、自身の尺度をいつも持っておきたいと思っています。自分はもう棺桶に片足を突っ込んでいるんだから、どちらが正しくても間違っていてもいいじゃないかというような、投げやりな傍観者的な人生は送りたくありません。最近のことで云えば、希代の悪法「特別秘密保護法」に怒りを覚えています。何としてもこの法をなくさなければ、戦争につながると気が気ではありません。
こうした心の持ち方が健康につながっていると信じているわけです。

<私の健康法>

私は今年10月で満79才となりました。15年前に心臓ペースメーカーの埋め込みをしていますので、「一級障害者」になっていますが、食事は何を食べてもおいしいし、よく眠れるし、たいていの旅行にも行けるので、日常生活上別にこれと云う程の不都合もありません。
会社では、5年前に社長職を長男へバトンタッチして、取締役会長になっていますが、社長時代と余り変わらない程度の時間とエネルギーを使っています。社業のかたわら、観一高同窓会会長、二八会代表、市青年団OB会会長、その他中小企業家同友会や文化を考える会など、いくつかのサークルで活動したり、お世話役をしたりと、日々忙しく動いています。それで風邪も引かない位元気で、本当にありがたい事と感謝しています。日々思うことは、百才以上元気で長生きを目指したいと云うことです。
こうした私の健康法について、『心の持ち方』、『飲食の注意』、『運動』、『生活習慣』と実行していることなどを大きく4つに分けて書いてみることにしました。
『心の持ち方』というのは常に青年の心でいたいと云うことです。こうでないとだめだと硬直してしまうのではなく、頭を柔らかく保つことが大事なのではないかと自分に言い聞かせています。
「もう歳だから」と考えて、実行しないで放棄することなく、誰からも学び、挑戦の気持ちを忘れずにいたいものです。学びといっても、ただ机上で勉強するのではなくて、人の話を一生懸命に聞いたり討論したりします。あれが面白そうだという情報に耳を傾けて、そっちを見に行くという好奇心を常に持ち続けたいと思っています。夢を抱くということもよく似ていますが、将来こんな風に過ごしたいという理想をいつも描いていたいのです。私の尊敬している聖路加病院院長の日野原重明先生は、102歳を越えて今も尚、お元気で医師の仕事も、多くの講演や執筆、旅行など充実した時間を重ねられており、110歳、120歳まで計画を立てられているそうです。私が90歳を迎えるまでにはまだ11年余りありますが、日野原先生を目指して、私もそれまでは現役で働き続けてゆきたいと希っています。
家の中でじっとしていないで、若い人たちとのお付き合いに進んで出席をするよう心掛けてゆきます。また、愛情や感謝の心といったものを忘れずにいたいとも思っています。感謝の心は、時と共に、だんだん薄くなってしまいそうになるものですが、忘れないで持ち続けたいものと思います。
歳を重ねているからと言ってぐずぐずせずスピード対応をする。人に取り次ぎを頼まれたような場合、その場ですぐ電話をかけて用件を話す、結論を出すという風に、すぐに対応をすることが大事だと考えています。
厳しさと優しさ、ミクロとマクロのように、目の前のことと大局を見渡すこととの両極をいつでも持っておきたいと考えています。

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