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エッセイ第39回「地球温暖化対策について」

2018年09月03日

 連日の記録的猛暑である。その上に西日本を中心に豪雨が集中、多大の犠牲者が出ているし、復旧までに相当な力と時間が必要かとテレビの前で腕組みしている内に、12号台風が逆方向に被害をもたらせた。
 
 異常高温や風水害も、元をたぐれば「地球温暖化対策」を各国が本気でやっているかにかかっている。

 地球を取り巻いているオゾン層のオゾンホールは、「フロンガス」を大気へ放出することで穴がだんだん大きくなる。国際的にも、わが国でも新たな法律が生まれ、わが社も規制の為のフロン回収破壊工場を財田町につくり、環境改善につなげているところだが、全世界的に見ればどうだろう。2018年7月23日号の日経紙の「春秋」欄で、その様子がわかった。数行割愛して、後はそのまま引用させて頂いた。

『▼オゾンホールはこのところ、フロンガスの規制がすすんだおかげで縮んでいる・・・・・などとこの欄で書いたのは、3年前の夏。本州の沿岸でサメの目撃情報が相次ぎ、地球温暖化が取り沙汰されていた。フロン類の規制のように温暖化対策にも実行を、と願ったのである。▼残念ながら、いささか甘かった。反省の思いも込めて紹介したいのだが、米海洋大気局(NOAA)の研究者らが科学誌「ネイチャー」に発表した分析によると、フロン類のなかでもオゾンを破壊する力の強いCFC11の大気中への放出量が、2012年から増加に転じている。おもに東アジアから出ていると考えられる。▼そして先ごろ、国際的な環境保護団体である環境調査エージェンシー(EIA)が新たな報告を明らかにした。増えたCFC11の大半は中国に由来するようだ、と。違法と知りながら断熱材の原材料として使う企業が山東省や河北省などで後を絶たない。そうした企業向けにCFC11を生産する「地下工場」も多いという。▼「美麗中国」(美しい中国)を35年までに実現する、との目標を習近平国家主席は掲げている。一筋縄ではいきそうもないことがCFC11の増加からはうかがえよう。視点を変えれば、「美麗中国」の成否は地球の未来を左右しかねない。習主席は「人類運命共同体」という言葉もよく口にするが、その通りだと得心する。』

 私達は、こうした環境問題をどうすべきかを共に真剣に考えて、お互いが本気になって取り組んでゆくことの積み重ねこそが、全世界が本当の意味で一つになってゆくことにつながってゆく事だと思う。そして、大事な事は、会議を重ね、我々のかけがえのない地球を、美しい姿のままで、次の世代に移行させてゆく為に何ができるのか、何をしなければならないかを決める事。そして、一度決まった事は、各国が責任を持って、一つずつ着実に実行に移してゆく事である。そうした地道で真面目な取り組みが、地球環境破壊に歯止めをかけることに繋がってゆくのである。

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