三宅会長「生い立ちと歩み」
第27回 「私の生い立ちと歩み」
2010年09月04日
(高松営業所)
企業も成熟期となり、やっと長期計画をつくることが出来ました。将来を展望すると、香川を制するためには、高松へ拠点をつくらねばなりません。平成3年(36期)に、念願であった高松営業所を設置しました。西春日町の金倉仏光堂の前に150坪の土地を購入し、建物もすべて自社物件としました。その地域に根づく企業として、お客様に安心して頂こうと考えました。今後、長いおつきあいをして頂きたいとの熱い想いを形にして、2階だての展示場、事務所をつくりました。
設備部門を中心とした三宅産業と、子会社の人工樹木・フラワーのシーアイ企画が入って営業をはじめました。私は、昭和56年(1981年)から平成12年(2000年)に至る19年間、香川同友会の代表理事を務めましたので、高松へは頻繁に出かけていました。日中は、高松営業所を中心に仕事をして、夜は同友会の会合に出席して勉強すると云うパターンが続きました。
(中小企業家同友会)
高校生時代、青年団時代そして、この同友会が私を育ててくれました。この同友会へ入会してなかったら、今日の自分はなかったのではないかとさえ思います。同友会で学んだことで、私のものの見方、考え方が変わってゆきました。
同友会は自己革新の会と云われます。学ぶことによって自分の行動を変え、会社を変えてゆこうとしています。「よい会社をつくろう」「よい経営者になろう」「よい経営環境をつくろう」と云う三つの目的を、自主的に民主的に連帯の心で追求してゆこうとする同友会は、政治的・宗教的に中立で、入会して気付いたことは、ボスをつくらない。会員はみんな対等平等でいつも民主的な雰囲気でした。他の異業種の経営者の体験発表から学ぶことを中心として、ノウハウでなく、ものの本質をつかもうと呼びかけています。共同求人、社員教育、経営指針書を3本の柱として運動を進めて来ました。
お陰で大学新卒の採用も定期的に出来るようになりました。経営者のパートナーとしての社員を育てることがやっと出来るようになりました。経営者は、時代がどんなに苦しくても経営の全責任をもって、社員が生きがい働きがいを持てる職場づくりにつとめなければなりません。ホテルで経営指針書の発表会を行い、「人間尊重の経営」を進めるための、部門別・月別の計画や行動目標を定めて、新年度の出発をしました。その後、香川同友会の総会を目前にひかえ、私がお世話役の同窓会なども重なって多忙を極めていたある日、私は突然に「心臓の電線が全部切れて」夜中に緊急入院となりました。







